2019.1.8記事UP
通信制高校は卒業するのに何年かかるのか、気になる方が多いと思います。
ここでは、通信制高校は入学してから卒業するまでどのくらいの期間が必要なのか説明していきます。
まず初めに通信制高校の卒業条件を記載していきます。
通信制高校を卒業するには下記の条件を満たす必要があります。
①最低74単位を取得すること
②3年間以上高校に在籍すること
③特別活動で30単位(1単位50分)(ホームルームや行事、修学旅行等)以上の取得
つまり、通信制高校を卒業するには最低3年はかかるという事になります。
卒業するのに3年間かかるというのは、普通の全日制の高校や定時制高校と変わりません。
上記で3年間在籍するのは変わらないと言いましたが、通信制高校は自分のペースで勉強を進めることが出来る為、序盤に単位取得を頑張り、後半で多少楽をすることもできます。
つまり、通信制高校は卒業するまでに3年間在籍はしなければなりませんが、通信制高校は普通の全日制高校や定時制高校よりも単位取得の進め方に自由があります。
また、上記①③で単位取得に関して記載していますが、①はレポート提出、③はスクーリングでの単位取得が主となります。
①に関してですが、単位取得のレポートは年に約60通前後提出が必要となっています。
③スクーリングの回数も通信制高校により違います。年に5回くらいのところもあれば毎週スクーリングがある学校もあります。
このように高校卒業までに普通の全日制高校や定時制高校と同じ最低3年間在籍しないという要件でも、その3年間の過ごし方は、通信制高校は他の高校に比べ自由度が高いと言えます。
また、上記で通信制高校は卒業するまでに最低3年間在籍する必要があると記載しましたが、転入生・編入生は以前在籍していた高校での在籍期間分は引き継ぐ事が出来ますので、通信制高校に3年間在籍せずとも卒業することが出来ます。
ただ、以前の在籍期間と合わせて3年間で卒業できるかどうかは以前在籍していた学校での単位取得数にもよるので、きちんと取得単位数を確認することは重要です。
上記の様に通信制高校を卒業するには全日制と同じく最低3年間かかりますが、卒業までの自由度は非常に高いです。
自由度が高い分自己管理能力が必要になってきますが、やりたいことがある人にとっては時間を有効活用する事が出来ますので、オススメです。
是非一度通信制高校を検討されてはいかがでしょうか。